特徴的な「ナマケモノ」という名前はその名の通り、ゆっくりとした動作から名付けられました。そして、海外でも「Sloth」と呼ばれ怠惰やものぐさを意味する名前がついています。体長は約41-74センチメートル。四肢は長く、前肢のほうが後肢より長く発達しており、さらに長い鉤爪を持っています。これを木の枝に引っ掛けてぶら下がっている姿も有名です。ナマケモノは6種類おり、その中の「ピグミーミユビナマケモノ」と「タテガミナマケモノ」が絶滅危惧種になっています。その中のピグミーミユビナマケモノは2019年現在200匹程度であり、他のナマケモノと違いマングローブ林に棲息しています。狩猟やマングローブ林の伐採が数を減らしている原因と言われています。